NPO法人 演劇倶楽部『座』

ー日本の美しいことばと姿と音楽とー

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ブログ・稽古場日記

東京キモノショー&朗読LIVE

GW・・・
映画をみたり
買い物をしたり
有給なんかつかっちゃったりして旅行したり
家族サービスをしたり
ぼーっとしたり・・・
普段できないような羽の伸ばし方を満喫できましたでしょうか?
GWもお仕事だった戦士のみなさまお疲れさまでした。やりたいことは次のお休みまでお預けですね!

わたしは焼肉がたべたかったです(食べられませんでした)


さてさて


演劇倶楽部『座』のGWは東京キモノショーのステージと朗読LIVE!


去年から参加させて頂いている東京キモノショーですが、今年はさらにパワーアップしてる感じがしました・・・。
着物を中心に和の文化を継承、発展、革新をしよう!というエネルギーがバシバシ伝わってきて、同じ志をもつ我々も胸が熱くなりましたよ・・・ッ!


演劇倶楽部『座』は「和の歳時記」日替わりでpart1とpart2を上演。
林千永先生主宰の和のメソッドとコラボレーションして、

朗読・日舞・殺陣

を交えながら

和歌の世界へお客様をご案内させていただきました!

ふふ


裏話ですが、
会場のスタッフさんに演劇倶楽部『座』がいつもお世話になっている音響さん、照明さん、舞台監督さんがいらっしゃっていて、


あれ・・・、あ、そうか・・・・今日は・・・・座の本公演・・・・・・じゃないじゃないじゃない(じゃない)



でも知っている方々でもあり、間違いの無いプロのお仕事をしてくださる安心感はあって、のびのびとわたしたちは上演することができました!

東京キモノショーさんはスタッフさんにもしっかりお気遣いされているんですね!素晴らしいです!

また来年が楽しみですねっ!


ナイトステージ「日本婦道記」

同会場にて山本周五郎短編集「日本婦道記」より
「松の花」と「墨丸」

を朗読上演しました。


チェロの河田夏実さん
語りに鈴木慎平さん



絶品かよ!

演奏、演技の奥行といったら!

おふたりは次回本公演の「野菊の墓」でもご一緒させていただきます。うはうは~



わたしは日本婦道記の好きな所は、日本女子かくあるべし!とおしつけていないのが良いなあと思っています・・・。
主人公は男性で、あくまで女性を支えようとする、守る側にいなければならないと思っている。しかし、実はその裏で女性は苦労をかみしめながら男性を守っている。黙って、本当に人を愛しているからこそ、自分は献身しつづけて他人に優しくしようとする・・・。それに長いことかかって気づいたとき、男は言葉にならず低頭の思いで、「敵わないなあ」と思う(んだと思います!!!)のですよ・・・。


はあ・・・・


尊い・・・・


我慢が美徳!というと現代ではそのまま通ずることはないと思いますが・・・
でも耐えることを選んだ人柄そのもの、本当に人を想う優しさって美しい。そんな慈しみの尊さに感動できる心はわたしももっていたいと思います。


東京キモノショー関係者の皆様、足をお運び下さったお客様、ありがとうございました!!!

第23期24期日舞発表会

2018年4月18日
『座』研究所第23期は2回目の、24期は初めての日舞発表会がおこなわれました!!!


毎年年度末に1年の集大成としてお客様の前で日本舞踊を踊る・・・そして研究所としては最後の行事となり、2年目の方々は・・・

卒 業

を迎えるわけです・・・感慨深いですね!

今年の演目は
①末広狩
②雨の五郎
③潮来(藤娘より)
④黒髪
⑤末広狩パート2
⑥クドキ(藤娘より)
⑦越後獅子


というラインナップ!!
(毎年ほとんど一緒なんですけど)

研究生はほとんどの方が日舞初心者なので、林千永先生が親しみやすく、振りも簡単な踊りを選別して教えて頂いているのです。

そして2年間、みっちり毎月修行!!

休みなどありません


しかしそのせいか、最初はたどたどしかった足運びが今はどうでしょう

滑らかに動き
腰ははいっていて
目つきさえなまめかしく・・・


立派に成長したね・・・みんな・・・・!


先輩は嬉しいよ(号泣)


そんな感じで今年も無事終了!
みんなの笑顔が成功を証明しています、、ヤッタネーーー!よくがんばりました!

『座』の若い子はこうしてしっかり着物が着れて、所作もできる子に育って行くのです・・・。(号泣)

これから劇団員になる子、ならない子
研究所2年目にになる子

それぞれの道を歩みます


彼ら彼女らの応援を皆々様どうぞ、お願い申し上げます!!!


高橋 敏子 さん【おたふく紳士淑女録】

公演3日目、4回を終えました
ここで、
 
壤晴彦が書く
【おたふく紳士淑女録】
連載14回目にご紹介いたします
 
高橋敏子さん
 
目黒の茶屋の婆さん役で、
ご出演頂いております。
 
写真は、茶屋の爺さん役でもあるけど
撮った時は、長唄の師匠・勘斎姿の、
鈴木慎平さんと。
 
目黒の茶屋のシーンで舞台袖に行く時
「婆さん、行くぞ〜」と
お2人仲良く楽屋から袖へと向かわれるのです。
 
……………
 
座の通年ワークショップ「座・シェイクスピア・ドラマシップ」4年目のメンバーです。
熱心な取り組みで力を上げて来ました。
昨年度の演目『シンベリン』で演じたピザーニオーの主を思う実直な人物造形は出色でした。
で、ひと場とはいえ『おたふく』の中でも印象深い茶屋の婆さんをお願いすることに致しました。
敏子さん、いつも通りでちゃんと役になりますよ。ゆっくり楽しんでやって下さい。

鳳聲 喜三雄 さん【おたふく紳士淑女録】

壤晴彦が書く
【おたふく紳士淑女録】
連載13回目にご紹介するのは
 
初演時から笛の生演奏でご出演頂いております
鳳聲 喜三雄(ほうせい きさお)さん
 
今回は、なんと、
江戸下町の往来シーンにも
ご登場いただきます。
 
 
邦楽囃子笛方・鳳聲流のサラブレッド。
歌舞伎座の楽屋口を出て来られる姿は誰もが役者と思うであろう二枚目です。ジーンズが似合う軽やかな出で立ちは、舞台での端正な紋付袴姿からは想像も出来ません。座の稽古場には時にバイクでご出動。
ご本人はいたって気さくな方。酒席でのお話は類を見ぬ面白さ。歌舞伎の演目、芸、そして時々、楽屋のウラ話。若山富三郎さん勝新太郎さんご兄弟の若き日のお話など滅多に聞けるものではありません。音楽と旅とお酒と美味しいものと‥勿論、選んでそういう話題にして下さっているのでしょうが、次もまた直ぐに会いたくなる人。
林千永さんのご紹介で初演の『おたふく』から笛の演奏をお願いしています。独奏で江戸の町の賑わい、田舎の長閑な風景、おしずの切ない心情、そして婚礼の祝い囃子‥全てに聞き惚れます。
モダニズムにも意欲的で、仲間の皆さんと演奏会も。芯が通ってクールで優しくて‥兎に角この若師匠、カッコ好いのです‼︎

山下 清美 さん【おたふく紳士淑女録】

壤晴彦が書く
【おたふく紳士淑女録】
少し間があいておりましたが
連載12回にご紹介致しますのは
 
おしず・おたかの母役
山下 清美さんです。

 
稽古途中で急遽ご出演をお願い致しましたので
チラシにはお写真がございませんが
本当に素晴らしい、面白い方です。
この、おしずと弟栄二の間に立つ母は………
もうこれは、劇場で体感してください。
 
………
 
武蔵野音大声楽課卒。ジャズダンスもタップも日舞もこなす、僕なんかは嬉しくなっちゃう女優さんです。
文学座、劇団四季を経てフリーに。ミュージカル、和洋のストレートプレイ、そしてオペレッタまで守備範囲の広いコメディエンヌ。芯の強さを表に出さない静かな佇まいでいながら、切れ味の良い的確な演技は「大人やなぁ」「男前やなぁ!」と誰もが二度見。
四季での共演はありませんでしたが、蜷川さんの『盲導犬』で共にに舞台に立ちました。
忘れられないのは、もうだいぶ前になりますが、元四季の演出家・梶賀千鶴子さんの脚本で、ショパンの生涯をモノローグ風に綴った朗読芝居を二人で演じたこと。子供時代から壮年までのショパン、周辺の人々、そしてジョルジュ・サンドなどの役を二人で演じ分け、ピアニスト・遠藤郁子さんの演奏に繋いで行くという、劇と演奏のジョイントコンサート。
これは面白かった。その時から、一緒に舞台にいて違和感のない、安心出来るステキな女優さんでした。
『おたふく』では、母の目を通して幼い頃のおしずの姿を語る前半と、息子と娘の間で翻弄される母心がせつない後半と‥ひとつよろしく!と、勿論安心しつつお願いしております。

小薗翼・村上如水・増田竜馬【おたふく紳士淑女録】

壤晴彦が書く
【おたふく紳士淑女録】
連載11回目は
 
踊りで活躍する若手トリオ
小薗 翼(右)
村上 如水(中)
増田 竜馬(左)
です❗️

 
小薗 翼(こぞの つばさ)
ブレのない足取りで着実に訓練を続け、その結果、大きな進歩を見せています。
『お江戸みやげ』狂言回しの作家、『陰陽師』の博雅などは良かったですね。
林千永門下に弟子入りし日舞に励む歌舞伎好きの好青年。昭和歌謡にシビれています。
 
村上 如水(むらかみ じょすい)
座の演出部です。劇団四季時代の石坂浩二さんがそうだったように演技部として
も活躍を期待したいと思います。『友情』の仲田でその可能性を証明しました。
彼も林千永一門。初演出『陰陽師』も鮮やかでした。二刀流で行きましょう。
 
増田 竜馬(ますだ りょうま)
加藤光穂と大学で同期。公演では『リチャード三世』でアンを口説きました。のどかな性格のせいか「悪党」になるのに苦労した模様。
座では『段平』の倉橋、朗読ライブ『養老の滝』の太郎などはいい味でした。『おたふく』も美味しいかも。

二條正志・加藤光穂【おたふく紳士淑女録】

壤晴彦が書く
【おたふく紳士淑女録】
連載10回目は…
 
おしずとおたかの弟・栄二役の、二條正志
 
島崎来助とおそのの娘・お市役の、加藤光穂
 
 
二人の舞台写真は
昨年上演した【殺陣師段平】から。

 
二條  正志(栄二)
学生時代、舞台芸術学科のエリートだったと聞いています。そこで身に付いた余分なものを、現在私は粉砕しています。「本物」にするためです。
本人もその改造に自覚的に取り組み、徐々に演技にリアリティが乗って来ました。勉強熱心な若者です。
『友情』以降、『ひやめし物語』『おたふく』『殺陣師段平』『お江戸みやげ』、そして先般の朗読ライブ『陰陽師』の清明、『嘘ばっか』のきりぎりすなど、また、シェイクスピア作品の外部出演もあり、順調に才能を開花させております。
 
加藤  光穂(お市)
大阪芸大で私が学内公演を担当したクラスの卒業生です。不思議な角度の空気感を持つ学生でした。その公演はシェイクスピア・アンソロジーでしたが、彼女の役は『夏の夜の夢』のヘレナ。好きな男に拒否られ続けても追い回す一種のストーカー。自虐的に笑いながら男を追う姿が可笑しくも哀れでした。
座では『殺陣師段平』の娘お菊が上々吉。「あの娘は誰?」とご贔屓が目を峙(そばだ)てました。夏には大きな役が待っています。

秦 和子 【おたふく紳士淑女録】



壤晴彦が書く
【おたふく紳士淑女録】
連載9回目は
 
彫金師・島崎来助の女房・おその役、
秦和子です。
 
明治座アカデミー、座シェイクスピアを経てメンバーとなりました。
慎重に役に入って行くタイプで、嘗ては苛立つ事もありましたが、近頃は彼女の中で役が熟成するのを待つことにしています。はまった時にとてつもない存在感があるのです。遡って行くと『お江戸みやげ』の文字辰、『段平』の付き馬、『歌行灯』の饂飩屋の女房、『野菊の墓』の民子の母、『五重塔』の十兵衛の妻などが、結局僕は好きなんですね。
『おたふく』では彫金師・島崎来助の妻。一徹者の夫を上手くあしらい乍ら、キチッと女世界を持っている。奥行きのある役です。
柔らかい穏やかなルックスからは想像するのが難しいでしょうが、座の酒豪番付では横綱格。彼女の酒に呑まれた姿を見た者はおりません。

高野 力哉 【おたふく紳士淑女録】




壤晴彦が書く
【おたふく紳士淑女録】

連載8回目は
『座』の女形が登場


てつ役、高野力哉です。




日本舞踊林流師範・林千太郎であり、座の若手の稽古も付けてくれています。
若かりし
頃は『野菊の墓』の政夫もやりました。『鳥の物語・鵜の話』の不比等、『歌行灯』の喜多八など立役もやるが、何故か(ま、私が配役しているわけですが)女役が多い。『お江戸みやげ』の栄紫も「女形」です。
そもそも『高野聖』の「女」が強烈過ぎた。劇中、作品のニー
ズによって彼を全裸にひん剥きました。観客の過半以上がそれを女性だと信じ、「ええもん見
た」とほくそ笑む男性も。実は「えらいもん」だったのです。それだけ美しかったということ。
結果、当人の中に女性と見られる快感が宿ったとしたら、犯人は私です。
で、今度も女役、おたかの縁談の相手の母親・てつ。実の濃い辛抱役。深みのある「女形」を期待しています。

森 一馬 【おたふく紳士淑女録】





壤晴彦が書く

【おたふく紳士淑女録】

連載7回目は

 

貞二郎役、森一馬です
 


 

この稿のみ、当人の承諾無しに掲載します。彼はあまりにシャイで愚図愚図言うのが目に見えているからです。

この男、若かりし頃はバンドを組みソロレコードも出しアイドル映画にも主演級で出ていたというキャリア。そのご縁で横浜銀蝿の皆さんが座の公演に来て下さることも。

座に入った頃の彼は演劇的教養は限りなくゼロに近かった。その彼がレッスン課題の「シェイクスピア劇全作読破」を誰よりも早く成し遂げたのです。飛ばし読みでないことは一作毎のレポートに明らかでした。「こいつ鋭いな!」

ある日「壤さん、ウイリーのですね」「誰だウイリーって」「何言ってんスかウイリアムです、俺もうダチっすから」「?」「シェイクスピアですよ」「シェイクスピアがダチ!?」「ええ、あの薔薇戦争シリーズね」「難しいだろ」「イヤ全然。あれって『仁義無き戦い』と全くおんなじですね」‥椅子から落ちそうになりました。全くその通り!王冠の仁義無き争奪戦‥やはり鋭い!読書が性に合ったか、彼は凄い勢いで本を読み始めました。それに「博士」と言ってよいほどの映画好き。条件は揃っています。

その後彼が座の中心俳優になって行ったのはご承知の通り。『五重塔』『歌行灯』『殺陣師段平』と人物像が鮮明になり、『おたふく』の貞二郎の見事な造形に至りました。

「ウイリーの墓参りに行こうか」と連れ出した英国ツアーなど、珍道中の数々は稿を改めて。

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