2003年10月22日(水)〜10月26日(日)
演劇倶楽部『座』第十二回公演
詠み芝居
『鶴八鶴次郎』

「東路を──」
「よをーい」
ツン、ツン、ツンツン、二の糸の弾き出しに、兎の毛で突いたほどの隙もなく、ピタリピタリとイキの合って行く面白さ。鶴八鶴次郎の赤坂並木に陶然として、最後の一節が終るまで、舞台も客席も、渾然とそのへだたりを失ってゐた‥‥。
日本人の琴線を震わす粋の極み「新内節」。その現代における最高峰である人間国宝十一代目鶴賀若狭掾。そして、作家の書いた原文にこだわり続け「現代浄瑠璃」スタイルを確立した演劇倶楽部『座』。夢のコラボレーションがついに実現しました。
あなたの中にもきっとある“和”の部分、一緒に見つけませんか‥‥。
◎詠み芝居
一九九二年設立の日本を学ぶ演劇倶楽部『座』は、一九九八年より「詠み芝居」の公演を始めました。「詠み芝居」とは我国の優れた文学作品を一切の脚色を行わず、原文のまま「地の文」と「台詞」に分け、忠実に演劇として上演する、いわば「現代浄瑠璃」‥‥。
原作の深い味わいとエネルギーをそのままに、作品毎に創りあげた生演奏と舞踊によって更に鮮烈なイメージを加味し、日本文化の伝統を継承する劇空間として御好評頂いております。
◎新内
延享〜安永(1744〜1781)頃に生まれた江戸浄瑠璃。元々は豊後節の一派で鶴賀若狭掾を流祖とし、後の弟子、鶴賀新内が美声であったことから「新内節」と呼ばれるようになった。
◎鶴賀若狭掾
幼少の頃より、新内の太夫であった父の鶴賀伊勢太夫より新内節浄瑠璃の手ほどきを受け、新内の道に入る。昭和33年に鶴賀伊勢路太夫、昭和48年に二世鶴賀伊勢太夫を襲名。さらに、平成12年に新内節の始祖で新内界の一代名跡である、鶴賀若狭掾を襲名して、名実共に新内界を担い、新内の伝承・継承の為に後継者の育成と宣伝・普及発展に精力的に活動している。鶴賀流の格調高い正当な芸風にして、新内特有の哀艶さと江戸前の粋、歯切れの良さを持つ語り口には定評あり。さらに研鑚を高め新内浄瑠璃の技芸を高度に体現し、これに精通した芸を認められ、平成13年には、重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定を受ける。
2003年10月22日(水)〜10月26日(日)
10月22日(水) 19時
10月23日(木) 14時・19時
10月24日(金) 19時
10月25日(土) 14時・19時
10月26日(日) 13時
前売開始◎2003年8月25日
料金◎5000円(全席指定・税込)
チケット取り扱い◎
演劇倶楽部『座』 03-3200-1880 (Tel&Fax)
東京芸術劇場 03-5985-1707
チケットぴあ 0570-02-9988
会場◎東京芸術劇場小ホール2
東京都豊島区西池袋1-8-1
TEL: 03-5391-2111
※池袋駅西口より徒歩3分
演奏◎
鶴賀若狭掾(新内語り)
鶴賀伊勢次郎(三味線)
出演◎
鶴次郎:壤
晴彦 佐平:大谷美智浩 鶴八:金子あい
語り:蒔村三枝子・中村裕子・木村由紀子
久米:広嶋耕一郎 竹野:中川宗成 鶴子:石川可奈子 子女:竹内さやか
高野力哉・茂木衣織・長島博美・相沢まどか・長谷川智一・平尾陽三郎
小椋 礼・加藤由佳里・小滝純恵・高橋由佳・古津
麗・荒川ゆかり・千香寺りく
原作◎ 川口松太郎
構成・演出◎ 壤 晴彦
振付◎ 林 千枝
照明◎ 塚本 悟
美術◎ 大田 創
音響◎ 寺田泰人(サウンドクラフト)
舞台監督◎ 加藤事務所
衣裳協力◎ 市川衣裳
協力◎ がざびぃ
企画・制作◎ 演劇倶楽部『座』
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